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2017年03月19日

おもしろラジオ発見

星野源&山下達郎のラジオ
K-mis 3/20 19:00~
SBS 21:00~
対談記事
http://minpo-radio101.jp/report.html#report-text



【放送直前SP】山下達郎×星野源 初対談の収録現場をレポート!
2017年の民放ラジオ101局特別番組にて、山下達郎×星野源という豪華な顔合わせが実現しました。 民放連に加盟している日本全国のAM、FM計101局で3月20日(月・祝)に一斉に放送される特別番組「WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談」。収録がつつがなく終了したところで、スタッフから当日の模様をネタバレしない範囲でお届けしたいと思います!

そもそも、なぜ、この顔合わせが実現したか。
普段、ラジオはあまり聴かないという方のためにご説明しておくと、おふたりは音楽家であると同時に、毎週ラジオで声を届ける、名パーソナリティという顔もお持ちです。
達郎さんは1992年にスタートした、TOKYO FMの長寿番組「サンデー・ソングブック」を担当し、一方、星野さんは、昨年からニッポン放送の看板番組「オールナイトニッポン」を担当。ともに全国放送で、熱狂的なファンをかかえています。
そして、ここが大切ですが、おふたりは幼少の頃から「ラジオで育ってきた」という大きな共通項があります。
ラジオから流れてくる音楽、落語、浪曲、コメディ、時にはお色気トーク。そんなエンターテインメントのあれこれをラジオから吸収してきたおふたりだからこそ、番組名も「WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談」。至極、単純明快です。
ラジオだからこそ、実現したスペシャル対談。しかも初顔合わせ! 我々スタッフもさぞや盛り上がることだろうとワクワクしていましたが、収録がスタートする直前に、おふたり揃っての撮影がありました。
ラジオのブースの中、シャッター音の合間に聞こえてきたのは、達郎さんから星野さんへの矢継ぎ早の質問。
「星野さんは、いま、おいくつなの?」「学生の頃はどんなバンドをやってらしたの?」「部活動は何をやっていたの?」「ご両親は何をやっていらっしゃるの?」そんな質問の数々に如才なく、しかも笑顔で嬉しそうに答えていく星野さんが印象的でした。
そして、そんな質問の中でわかったことは、おふたりの出自に、実は共通点が多かったこと。
「ひとりっこ」で、ご両親が「自営業」。そして若い頃から「バンドをやって」いて、達郎さんが東京、星野さんが埼玉……と生まれた育った場所も遠くない。
そんなおふたりですから、収録が始まると、ラジオにまつわるエピソード、ラジオへの愛はあふれんばかりでした。
特に、テレビのようなメディアと違って、ラジオは「1対1」で聴き手に寄り添うメディア。話し手も、テレビのように不特定多数に「みなさん」と話しかけるのではなく、「いま、あなたは何をしていますか」と個人に話しかける人がほとんど。
だからこそ、親御さんが商売で忙しい、ひとりっこにとっては最高の友達になりえます。ですから、このおふたりが若い頃から抱いてきた、ラジオへの思いというものも、たくさんお聞きすることができました。
さらに付け加えておくと、爆笑トークもてんこ盛りです!
そして最後に、この特別番組のとっておきを挙げておきます。
それは、おふたりがこの番組を聴くリスナーのためにプレゼントしてくれた、スペシャルな生演奏。それぞれ自身のヒット曲を、この番組のためにスペシャルアレンジで届けてくれました。
ラジオだからこその顔合わせ、ラジオだからこそ聞けたお話。そして、ラジオだからこそ実現した生演奏。
来たる3月20日。ラジオを普段聴かないという方も、きっと「ラジオって、いいじゃん!!」を実感していただけると思います。ナビゲーターはマンボウやしろさんが担当します。
ラジオを取り巻く環境は今、劇的に変化しています。
スマートフォンやパソコンで聴くことができるラジオ(radiko.jp)も新しい機能として、聴き逃しても1週間お楽しみいただけるタイムフリー機能や、お友達に番組をオススメすることができるシェアラジオ機能を搭載していて、様々な楽しみ方が広がっています。
放送当日は、ご自宅で、車の中で、移動中にスマートフォンで。各局放送時間(19時−22時台)が異なりますのでお近くの放送局を放送局・放送時間一覧ページでチェックしてください。
それでは、3月20日の放送を、どうぞお楽しみに!








山下達郎いつも毎週日曜日の午後2時からサンデー・ソングブック






山下達郎と星野源 自身のラジオ番組を語る
山下達郎さんと星野源さんが民放ラジオ101局特別番組『WE LOVE RADIO 山下達郎・星野源のラジオ放談』で自身の番組『サンデー・ソングブック』や『オールナイトニッポン』について話していました。

(マンボウやしろ)ラジオの現役パーソナリティーのラジオへの思いに迫ってみたいと思います。山下達郎さんのTOKYOFM『サンデー・ソングブック』。1992年にスタートしたということで、もう25年?

(山下達郎)今年の10月で25周年です。

(マンボウやしろ)そして達郎さんは作家さんもなく、自ら全部やられていると。選曲も……。

25周年の『サンデー・ソングブック』
(山下達郎)台本ないです。選曲も全部1人です。かけるCDもうちの自宅のコレクションなんで。100%。

(マンボウやしろ)あ、TOKYOFMのCDを使っているわけじゃないと?

(山下達郎)じゃないですね。家から持っていきます。家から持ってくるというか、正確に言うと家でリマスタリングして。

(星野源)うわーっ! すごい!

(山下達郎)いやー、オールディーズなので。さっきみたいな1965年とかそういう音楽なので。そうすると、いまの放送のあれだとちょっと音圧が足りないので、家でリマスタリングして、いまの、それこそそういうEXILEとかああいうような音圧でも負けないようなアレンジに上げてやらないと。ショボいんで。古い音は。

(マンボウやしろ)はー! すごい。これ、ラジオを好きなリスナーの人たちも聞いていれば、おそらくラジオで働いている人も、そしてこれから働きたい人も聞いていると思うんですけど。

(山下達郎)いや、でもオタクな番組ですよ。本当に。

(マンボウやしろ)たとえば選曲ひとつ取ったとしても、どういう基準だったり、どういう風に思いながら?

(山下達郎)本当に古い曲をかける番組なので。現代的な視点から鑑賞にたえるやつですね。だから、昔の大ヒット曲っつっても、いま聞くと全く古臭いものにしか聞こえませんけど、全く無名の曲でも、いま聞いても全く鑑賞にたえるっていうね。基本的にそっちが。

(マンボウやしろ)そして年に2回、竹内まりやさんとの夫婦放談がありますけども。どうですか? いつも1人でやられている時と、竹内まりやさんとやる時は?

(山下達郎)いわゆるトーク番組で育った人間じゃないんですよね。僕ね。だから、ラジオっつったら音楽番組なんですよ。だからオールナイトでも、高崎一郎さんとか糸居五郎さんとか音楽主体の番組。パック・インでも福田一郎さんとか八木誠さんとか、音楽主体の番組オンリーなんですよ。だから、逆に星野さんの話を聞いていると、そういうトーク番組に対するセンスって僕、全くないんで。だからそういうところの弱さっていうかね。逆に言うと。だからそれをどうやってリカバーするか?っていうのは自分でずーっと考えてやってきましたけど。

(マンボウやしろ)でも、たとえば僕も一応しゃべるお仕事をさせてもらっていますけども。しゃべるってじゃあ、たとえばトークのリズムだとか、面白い内容がどうこうじゃなくて、僕、達郎さんのラジオを聞かせてもらっていて思うのは、その僕らが知らないところ。たとえば「この曲はこのアーティストが……でも、もともとこのアーティストはこのアーティストが……」っていう、ダーッて掘っていって。「あれ、どこから始まったっけかな?」って1回思うんですよ(笑)。それでまた同じスピードでガーッて戻ってきて曲に行く時の、その他ではあまり聞いたことがない曲の入り方というか。

(山下達郎)それはやっぱり、星野さんが自分で聞いていた番組のそういうトーンっていうのを自分のオールナイトにフィードバックしているでしょう? それと同じで、僕もやっぱり八木誠さんとか福田一郎さんとか中村とうようさんとか。ああいう方々がそうやって新譜を紹介してくれる、そういうようなものを、僕の中にインプットされていて。それがフィードバックしているんです。同じなんです。

(マンボウやしろ)そして、星野源さんのニッポン放送『オールナイトニッポン』。AMラジオの真骨頂ともいえる深夜枠の。

(星野源)そうですね。深夜ラジオっていう感じの内容になっています。

(マンボウやしろ)開放感は強いですか? 深夜って。
『星野源のオールナイトニッポン』
(星野源)そうですね。自分が深夜の時間帯が好きっていうのもあって。で、よく夜中にラジオを聞いていたのもあって。あと、リスナーからのメールがすごく面白いですね。なんて言うんですかね? みんな文才があるというか。だから僕、あんまり自分で面白いことを言おうっていう気じゃなくて、ただみんなで笑っているだけっていう印象が自分ではあるんですけども。あと、自分がやりたいなと常々思っているのは、ちゃんと……すごくオールナイトの中でむちゃくちゃ曲をかけている方だと思うんですけど、ちゃんとフルで流したいなというのは思っています。で、僕がちっちゃい頃にAMを聞いて唯一不満だったのは、ワンコーラスで曲が終わっちゃうことで。「もっと聞きたいのに、なぜ?」っていつも思いながらだったので、自分が番組をやる時は、なるべく事情が……本当に番組が終わっちゃうとかじゃない限り、なるべくフルコーラスでかけて。なぜいまこれをかけたいのかっていう話は、なるべくするようにはしています。あと、いまの若い人も自分が同じようにいろんな人が教えてくれた面白い音楽っていうものを、なるべくわかりやすく伝えたいなっていう。

(マンボウやしろ)「面白い」っていうのは別にオマリー的なことじゃないですよね?

(星野源)オマリー的な方向もありますし、あとはたとえばマーティン・デニーの『Firecracker』とYMOの『Firecracker』と細野さんが中華街のライブだけでやった生演奏の『Firecracker』を全部聞き比べるとか。そういうのをやるとすごい……でも、自分がやっぱりいいと思っているものしかかけたくないっていうのは、それは信条としてはあるんですけども。

(マンボウやしろ)オールナイトニッポンっぽくはないですよね。そうなってくると。

(星野源)いや、でもいわゆるオールナイトニッポンって実は……。

(山下達郎)いいとこ取りだと思う。だから。昔はそんなに全部できなかったから。やっぱりトークの人はトーク。要するに、そういった冗談の人は冗談だし、音楽に特化する人は音楽特化だし。分業的なところがあった。

(マンボウやしろ)わかれていたイメージがありました。

(山下達郎)それを統合した感じがする。すごく。それでフルコーラスかけるっていうのは、すごく新鮮な響きだもん。

(マンボウやしろ)そして、お二人にお聞きしたいんですけども。ラジオの魅力、面白さ。なかなか一言では言えないところもあると思いますけども。いかがでしょうか?

(星野源)やっぱり距離感の近さかなとは思います。テレビと圧倒的に違うのは、自分の近い場所でMCの方なりパーソナリティーの方がしゃべっているという感覚にすごくなルンですよね。特に声だけだったり、音楽だけだったり。その方のパーソナリティーっていうものをすごく身近に感じられるメディアだと思うので。一対一っていう感じがすごく。ラジオ局から全国に流れていたりするものなんですけど、自分のためだけにやっているんじゃないかな?って勘違いできるというか。

(マンボウやしろ)うんうん。

(星野源)だからこそ、すごく気を抜いてしゃべれるといいますか、嘘をつかないでしゃべれるっていうんでしょうか。

(マンボウやしろ)嘘もバレるメディアですしね。

(星野源)ああ、そうですね(笑)。たしかに。

(マンボウやしろ)達郎さんはラジオの魅力は?

(山下達郎)なにも付け加えることはありません。

(星野源)(笑)

(マンボウやしろ)嘘ですよ。本当ですか?

(山下達郎)全く同じ。一対一のメディアっていうか、だからライブハウスと東京ドームの差みたいなね。テレビとラジオって。マスじゃないんですけど、ラジオはそれでもマスなんですよ。だからラジオってマスであり、パーソナルであるという非常に特殊なメディアだと思うんですね。そういうところがすごく……だから、全くそのままで。なにも付け加えることはないです。

(マンボウやしろ)わかりました(笑)。初対面とは思えないです。このシンクロ率が、いまのところ。ありがとうございます。
<書き起こしおわり>



グッと掴まれた一曲 オマリー だれにも、理解されない悲しさと嬉しさ、歌の中で、迷子になっている。
山下達郎 青い目のソウル グッドラック
希望と言う名の光 声が体に入ってきた
一人一人に達郎さんが入った 泣かせる山下 入ったという感覚
アコースティック
もともとは地震前に作ったもの











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