2015年03月04日
近視・老眼・ドライアイ眼科医がやっている予防&対処法
林修の今でしょ講座2015年3月3日放送
講師 荒井宏幸(みなとみらいアイクリニック)
強度近視は、将来眼底出血や網膜剥離で失明する可能性が高くなるそうです。そこで、近眼や老眼を防ぐために眼科医がやっていることのご紹介です。
【項目】
1.近眼を防ぐ眼科医がやっていること
※目にしてはいけないこと
☆目の疲れをとるツボ
2.老眼を防ぐ眼科医がやっていること
3.ドライアイを防ぐ眼科医がやっていること
☆ドライアイチェック法
☆目薬の正しいさし方
◇◇◇◇◇◇◇◇
1.近眼を防ぐ眼科医がやっていること
○インターネットのページを読み込み中は遠くを見る
近くを見た状態でピントがロックされると、1番近視になりやすいので。ページを読み込むときは、と多くを見ると良いそうです。
遠くといっても、医学的には5mもあれば十分で、5mなければ3mでもよいそうです。遠くを見ることで、目のリラックス効果があります。1時間に1度は遠くを見ましょう!
○就寝時のスマホや携帯電話の使い方
枕を高くして、身体を起こして目の正面で見る。(寝てしまうと、目が外旋して、それを戻そうとして余分な力をかける)
○暗いところでは、パソコンの後ろに照明を置く
周りが明るいと光の量を減らすため瞳が小さくなります。逆に、周りが暗いと光の量を増やすため瞳が大きくなります。
明るさによって瞳の大きさが変わるので、暗ければ照明などを置いて対応します。
○子供にタブレット端末を使わせるときは、書見台に固定する。
○お風呂に入ったら熱いタオルで目を3分温める
目の周りが温まり、目の筋肉のこりを和らげ、血流の改善が期待できます。寝る前は、目の筋肉を温め、1日の疲れをとると良いですね。まだ目を使うときは冷やし、目を休ませるときは温めるのがポイントです。
※してはいけないこと
・目を強く押すと、網膜に穴が開き、網膜の下に水がたまる病気である網膜剥離が起き、放置すれば失明に至る可能性があります。
☆目の疲れをとるツボ
・目の周りの上の骨の3分の1くらいのところの骨を押します。
また、目と目の間の鼻の付け根を押します。この場所には、神経が通っているので、押すことで疲れが取れるそうです。
2.老眼を防ぐ眼科医がやっていること
○外出するときサングラスをする
紫外線を浴びると目の水晶体が段々と動きにくくなります。そこでサングラスをすることで、老眼を間接的に予防することが出来ます。老眼対策に適しているUV対策サングラスは、濃いものより薄いもの方が適しています。
○2つの老眼を使い分ける
パソコンなどの少し離れたものを見るときは弱い老眼鏡、近くのものを見るときは、どの強い老眼鏡を使い分けます。
○青魚を食べる
老眼対策として体の酸化(老化)を防ぐとされる栄養成分DHA・EPA(抗酸化物質)を多くとるようにします。
網膜や水晶体は酸化ストレスで加齢変化するので、抗酸化物質で加齢を遅らせることが期待できます。肌などにも同じような抗加齢的な効果もありますので、お肌のためにも、積極的に摂りたいですね!
3.ドライアイを防ぐ眼科医がやっていること
目を覆う涙が乾燥し、傷や障害が生じる病気があります。目は乾くと表面に細かい傷が出来るシステム。
細かい傷からばい菌が入ると、角膜炎などを起こし、最悪の場合は、角膜移植をしないと見えなくなってしまうこともあるそうです。
☆ドライアイチェック法
10秒間瞬きを我慢できなければドライアイの可能性があります。
ドライアイには、㋐涙の量が少ない ㋑波の質が悪いの2種類がある。
○寝る前はアイメイクはしっかり落とす
アイメイクをしたまま寝ると、目のフチのマイボーム腺を詰めてしまします。マイボーム腺が分泌する脂は涙の蒸発を防ぐ作用をしています。
詰まってしまうとドライアイや目の違和感につながるため、メイクはしっかり落としましょう!!
○目薬をさした後に瞬きをしない
☆目薬の正しいさし方
①さす前に1~2滴すてる
②顔の角度は45度
③瞬きをせず目頭を押さえる
④1滴でOK
目薬は1滴で効くように出来ています。2滴以上差しても意味が無いそうです。
たくさん瞬きをするとドライアイに効果があると。実験では、ドライアイの人2人に二日間、パソコン作業のときに瞬きをたくさんするよう心がけてもらった結果、明らかに効果がありました。
瞬きも中途半端な瞬きでなく、しっかりと瞬きすると目薬1滴分の潤いに相当するそうです(^_-)-☆
ちょっとした心がけを大切にしたいですね!
講師 荒井宏幸(みなとみらいアイクリニック)
強度近視は、将来眼底出血や網膜剥離で失明する可能性が高くなるそうです。そこで、近眼や老眼を防ぐために眼科医がやっていることのご紹介です。
【項目】
1.近眼を防ぐ眼科医がやっていること
※目にしてはいけないこと
☆目の疲れをとるツボ
2.老眼を防ぐ眼科医がやっていること
3.ドライアイを防ぐ眼科医がやっていること
☆ドライアイチェック法
☆目薬の正しいさし方
◇◇◇◇◇◇◇◇
1.近眼を防ぐ眼科医がやっていること
○インターネットのページを読み込み中は遠くを見る
近くを見た状態でピントがロックされると、1番近視になりやすいので。ページを読み込むときは、と多くを見ると良いそうです。
遠くといっても、医学的には5mもあれば十分で、5mなければ3mでもよいそうです。遠くを見ることで、目のリラックス効果があります。1時間に1度は遠くを見ましょう!
○就寝時のスマホや携帯電話の使い方
枕を高くして、身体を起こして目の正面で見る。(寝てしまうと、目が外旋して、それを戻そうとして余分な力をかける)
○暗いところでは、パソコンの後ろに照明を置く
周りが明るいと光の量を減らすため瞳が小さくなります。逆に、周りが暗いと光の量を増やすため瞳が大きくなります。
明るさによって瞳の大きさが変わるので、暗ければ照明などを置いて対応します。
○子供にタブレット端末を使わせるときは、書見台に固定する。
○お風呂に入ったら熱いタオルで目を3分温める
目の周りが温まり、目の筋肉のこりを和らげ、血流の改善が期待できます。寝る前は、目の筋肉を温め、1日の疲れをとると良いですね。まだ目を使うときは冷やし、目を休ませるときは温めるのがポイントです。
※してはいけないこと
・目を強く押すと、網膜に穴が開き、網膜の下に水がたまる病気である網膜剥離が起き、放置すれば失明に至る可能性があります。
☆目の疲れをとるツボ
・目の周りの上の骨の3分の1くらいのところの骨を押します。
また、目と目の間の鼻の付け根を押します。この場所には、神経が通っているので、押すことで疲れが取れるそうです。
2.老眼を防ぐ眼科医がやっていること
○外出するときサングラスをする
紫外線を浴びると目の水晶体が段々と動きにくくなります。そこでサングラスをすることで、老眼を間接的に予防することが出来ます。老眼対策に適しているUV対策サングラスは、濃いものより薄いもの方が適しています。
○2つの老眼を使い分ける
パソコンなどの少し離れたものを見るときは弱い老眼鏡、近くのものを見るときは、どの強い老眼鏡を使い分けます。
○青魚を食べる
老眼対策として体の酸化(老化)を防ぐとされる栄養成分DHA・EPA(抗酸化物質)を多くとるようにします。
網膜や水晶体は酸化ストレスで加齢変化するので、抗酸化物質で加齢を遅らせることが期待できます。肌などにも同じような抗加齢的な効果もありますので、お肌のためにも、積極的に摂りたいですね!
3.ドライアイを防ぐ眼科医がやっていること
目を覆う涙が乾燥し、傷や障害が生じる病気があります。目は乾くと表面に細かい傷が出来るシステム。
細かい傷からばい菌が入ると、角膜炎などを起こし、最悪の場合は、角膜移植をしないと見えなくなってしまうこともあるそうです。
☆ドライアイチェック法
10秒間瞬きを我慢できなければドライアイの可能性があります。
ドライアイには、㋐涙の量が少ない ㋑波の質が悪いの2種類がある。
○寝る前はアイメイクはしっかり落とす
アイメイクをしたまま寝ると、目のフチのマイボーム腺を詰めてしまします。マイボーム腺が分泌する脂は涙の蒸発を防ぐ作用をしています。
詰まってしまうとドライアイや目の違和感につながるため、メイクはしっかり落としましょう!!
○目薬をさした後に瞬きをしない
☆目薬の正しいさし方
①さす前に1~2滴すてる
②顔の角度は45度
③瞬きをせず目頭を押さえる
④1滴でOK
目薬は1滴で効くように出来ています。2滴以上差しても意味が無いそうです。
たくさん瞬きをするとドライアイに効果があると。実験では、ドライアイの人2人に二日間、パソコン作業のときに瞬きをたくさんするよう心がけてもらった結果、明らかに効果がありました。
瞬きも中途半端な瞬きでなく、しっかりと瞬きすると目薬1滴分の潤いに相当するそうです(^_-)-☆
ちょっとした心がけを大切にしたいですね!
Posted by rupinasu at 11:24│Comments(0)
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